更年期における摂取カロリーの目安は、個人差はありますが、だいたい1,500〜1,800キロカロリーと言えます。外食が多い人は、カロリーオーバーで栄養も偏る傾向がありますが、外食が続いた後は、家でバランスの良い粗食をとるようにするなど、普段から意識することが大切です。
また、以下のような点に留意した食生活をこころがけましょう。
更年期以降、なるべく控えたいものの代表に、コレステロールと塩分があります。一般的に、肉・レバー・牛乳・卵・いくら・かずのこなどの動物性食品の脂肪は、コレステロールや飽和脂肪酸の含有量が高く、これらの食品の脂肪を多くとり続けると、高脂血症や動脈硬化の要因となります。
また、塩分の取り過ぎは、高血圧や胃がんなどを引き起こします。調理の際は、あまり濃い味付けにすることは避け、ラーメンの汁などもできるだけ残すようにしましょう。
コレステロールは、約8割が体内で作られ、食品から摂取できるのは残りの2割程度です。肝臓などで作られるコレステロールの量は、自動的に調節されますので、基本的には、コレステロールを多く含む食品の摂取と、コレステロールの量とには、相関関係はみられません。
しかしながら、加齢・閉経・肥満などの要素がコレステロールを上げる原因となりますので、コレステロールを多く含む卵などの食品を、習慣的に過剰摂取するのは避けた方が賢明です。
バターなどの動物性脂肪は、とり過ぎると動脈硬化を引き起こす恐れがあるので、過剰にとるのは避けた方が良いということは知られていますが、植物油にも、種類によってはとり過ぎると血栓が出来やすくなるものがあります。一般的に、加工食品やスナックに使われている植物油には、このタイプのものが多いので要注意です。