歯周病は歯を支える周りの組織に炎症がおきる病気で、歯肉炎と歯周炎の2つに分けることができます。
歯肉炎になると歯肉が赤くなり、腫れて出血しやすくなります。この状態が進行すると歯周炎になり、病気が歯肉を越えて、歯槽骨まで及びます。歯周炎になると、歯の周りから膿みが出たり歯がグラグラして、放っておくとやがて歯が抜けてしまいます(歯槽ノーロー)。
加齢に伴い唾液の分泌が少なくなることで、唾液による口腔内の自浄作用が低下してきます。特に女性はエストロゲンの減少により、男性に比べ、いっそう唾液の分泌量が減りやすく、歯を支えるあごの骨も弱くなりやすい傾向があります
歯周病が進行してしまい、抜歯せざるをえない場合は、ブリッジやインプラントなどの方法を使って義歯を入れることになりますが、残った歯の状態や歯槽骨の状態により治療法が異なりますので、歯科医によく相談して、納得のいく治療を受けるようにしましょう。
歯周病の最大の予防はブラッシングです。毎食後のブラッシングを習慣化し、ていねいに歯垢をとるように努めましょう。特に歯と歯の間は磨き残しが多い場所ですので、歯間ブラシやデンタルフロスを使うと効果的です。また、特に歯に異常が見られなくても、定期的に歯科医で点検してもらうことをおすすめします。
口臭は、虫歯や歯周病など口腔内の症状により発生する場合が多いので、まずは歯垢がたまらないように、食後に正しいブラッシングを行う必要があります。また、胃炎などの内科的症状が関係する場合がありますので、この場合は内科を受診して、あまりストレスや疲れをためないようにしましょう。しかしながら、自分で口臭がすると言って受診する人の中には、実際は、臭わない人が多く、思い込みであるケースがほとんどです。